当院では、一般的な歯科治療以外にも様々な診療を行っています。口が開けにくい、顎が痛い、舌がしびれる、口臭が気になる…などなど、歯以外のお悩みもお気軽にご相談ください。
口が開けにくい、顎が痛い、顎がガクガクし音がする等の症状がある場合、顎関節症の可能性があります。原因としては筋肉や関節が障害されているもの、かみ合わせの異常、歯ぎしりやくいしばり、頬杖などの生活習慣に起因するもの、外傷、リウマチ等の他疾患、心因性など多岐にわたります。
治療法は原則として原因・誘因の除去で、薬物療法やスプリント治療、咬合治療を行います。場合によっては関節腔内洗浄や顎関節鏡下の手術などが必要になる場合もあります。
舌が焼けるように痛い、ピリピリする、しびれるなどの症状がでることがあります。原因としては粘膜疾患や口腔乾燥症、歯の尖った部分や不良なかぶせ物などに起因するもの、心因性のものなど多岐にわたり、原因不明なものも多くあります。また、味覚異常を伴うものもあります。
治療法としては原因除去や薬物療法などがありますが、難治性のものも多く、根気よく治療していくことが必要になります。
加齢やストレス、頭頸部の放射線治療、常用薬剤の副作用、シェーグレン症候群などの全身疾患などが原因として挙げられます。またお口の中が乾燥すると虫歯、歯周病、口臭などのリスクを増大させ、義歯の安定も悪くします。時に舌痛症や嚥下障害などを引き起こす事もあります。
治療法としてはオーラルウェット等による保湿やうがい薬、薬物療法等があります。
洗顔時、歯磨き時、嚥下時などに一過性の痛みがでる場合、顎顔面領域の神経痛である事があります。また、帯状疱疹後などに痛みがでることもあります。原因不明なものや難治性のものも多いですが、腫瘍等が原因となる事もあり脳神経外科での検査・治療が必要な場合もあります。
治療法としては薬物療法や神経ブロック等があります。
睡眠中によく大きないびきをかいていると指摘されたことはありませんか?いびきぐらい…と放っておくと、心筋梗塞や動脈硬化などの重大な病気につながるおそれもあります。当院ではマウスピースを用いた治療法を行っております。もしかして…と少しでも思われたらまずはお気軽にご相談ください。
歯科治療が怖い、尖っているものが怖い、歯科治療に嫌な思い出がある、歯科治療の音が嫌だなどのお悩みのある方は遠慮なくおっしゃって下さい。完全個室ですので周囲の目も気にする事もなく、十分にお時間をとって診療をさせて頂きます。
歯科治療にゆっくりと慣れていくことから始め、必要に応じて笑気吸入鎮静法や静脈内鎮静法なども検討しながら治療を進めていきます。
30%程度の低濃度の笑気と酸素の混合気を吸入しながら治療を行います。効果にはやや個人差がありますが、吸入するとゆったりとしたリラックスした気分になります。
低濃度の吸入のため意識もはっきりとしており心配いりません。歯科恐怖症やお口の中にものが入ると吐いてしまいそうになる方、小児などが良い適応になります。
一部全身疾患によっては施行できない場合がありますので、ご相談下さい。
舌痛症、口腔乾燥症、味覚異常、顎顔面領域の神経痛など様々な顎口腔領域の疾患に漢方が奏功することがあります。
当院では東洋医学的アプローチも検討致します。